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8月に1周年を迎えた『フェスバ+』が、9月7日(日)、初の公式大会「フェスバ+グランドチャンピオンシップ(FGCS)」を高田馬場のASH WINDER Esports ARENAで開催しました。オンライン予選を勝ち抜いた4チームが、総額180万円の賞金とゲーム内限定称号をかけて熱戦を展開。実況には岸大河さんとマリオンを迎え、会場は大きな盛り上がりを見せました。
今回は、コーポレート広報チームが現地に潜入!キャプテンたちの真剣勝負や会場の熱気をたっぷりお伝えします。
フェスバ+グランドチャンピオンシップ(FGCS)とは?
『フェスバ+』は、『白猫プロジェクト NEW WORLD'S』や『モンスターストライク』(MIXI)など人気タイトルのキャラクターが集結し、6人チームで戦うパーティロイヤルゲーム。キャプテン(プレイヤー)は個性豊かなキャラクターを操作し、仲間と連携しながらバトルを楽しめます。
今回のFGCSは、その『フェスバ+』で初めて開催された公式大会。全国のプレイヤーがオンライン予選に挑み、決勝に駒を進めた4チームがリアル会場に集結しました。

会場に到着すると、建物の外にはすでに開場前から長い列ができ、期待に胸を膨らませた観客であふれていました。熱気に包まれた雰囲気のなか、受付が始まると続々と来場者が入場し、観客席は早い時間から埋まり始めます。
ステージにはゲーミングPCがずらりと並び、背後の大型ビジョンが会場を彩り、初の公式大会らしいワクワク感と緊張感に包まれていました。




入場時には、FGCS限定ロゴ入りのエコバッグやスティックバルーンが配布され、物販ブースにはFGCS公式Tシャツやマフラータオル、キャラクターグッズなど大会限定アイテムがずらり。


初の公式大会、決勝トーナメントいよいよ開幕
いよいよ大会がスタート!
予選を勝ち上がった「刻」「Ravissant Luke」「えちゅこ親衛隊」「FS」の4チームが決勝トーナメントに挑みます。決勝までのトーナメント戦は、ダブルエリミネーション形式(BO1)で実施されました。

岸さんとマリオンの軽快な掛け合いに会場も温まり、いよいよ一試合目「刻」と「Ravissant Luke」の対戦へ。選手たちが入場し、試合開始への期待が高まっていきます。


ゲームモードはキャノンを先にゴールへ運んだチームが勝利する「キャノンエスコート」です。序盤から拮抗した展開でしたが、終盤に「Ravissant Luke」が一気にキャノンを押し切り、制限時間ぎりぎりで逆転勝利!初戦から一進一退の接戦に、歓声やスティックバルーンの音が響き、会場は早くも熱気に包まれていました。



次の二試合目は、「えちゅこ親衛隊」と「FS」が対戦!ゲームモードは同じく「キャノンエスコート」です。

序盤は「えちゅこ親衛隊」がキャノンを40%まで進めてリードを奪い、優勢な展開に。観客席からも「いける!」といった期待感が高まります。しかし終盤、守りを固めつつじわじわと押し返した「FS」が、制限時間ぎりぎりで40%を超えて逆転勝利!
攻めと守りが入れ替わる緊張感のある展開に、会場全体が思わず前のめりになって見守る一戦となりました。


会場をさらに熱くしたのが、岸さんとマリオンによる実況。試合中は展開をわかりやすく伝えながら観客を引き込み、合間にはフェスバ+をやり込んでいる二人ならではのトークで会場を和ませました。さらに、関連グッズを一つずつ紹介するコーナーもあり、試合の合間も観客が楽しめる時間となっていました。


逆転劇の始まり!Loserトーナメントへ
会場の熱気はそのままに、続いては Loserトーナメント(敗者復活戦)に突入!

最初の対戦は「刻」と「えちゅこ親衛隊」です。両チームとも初戦を落とし、ここからは一戦一戦が負けられない状況。
序盤は「えちゅこ親衛隊」が積極的に攻め込み、会場からも「おお!」と声があがるシーンがありました。一方の「刻」も落ち着いて守りを固め、観客が見守る中で少しずつ流れを引き寄せていきます。中盤以降はキャノンを巡る拮抗した攻防が続き、会場全体が熱を帯びていきました。
そして試合終盤、ついにキャノンを押し切ったのは「刻」。粘り強い連携で勝負を決め、次のステージへ駒を進めました。敗者復活戦ならではの緊張感に包まれた一戦に、観客からは大きな拍手が送られていました。


ウィナーズファイナル(Ravissant Luke vs FS)
続いては、勝者側トーナメントを勝ち上がった「Ravissant Luke」と「FS」が、決勝進出をかけて激突します。
試合は序盤から「FS」が押し気味に展開を進め、キャノンを確実に前へと運んでいきます。対する「Ravissant Luke」も反撃のチャンスを狙いますが、FSの堅実な守りに阻まれ、なかなか突破口を見いだせません。観客席からはFSの巧みな連携に「すごい!」と声が上がり、会場は熱気を帯びていきました。
最後は「FS」がそのまま押し切り、見事決勝への切符を獲得。勝負を決める瞬間には大きな拍手と歓声が巻き起こり、会場全体がファイナルへの期待感に包まれました。


Loserトーナメントを勝ち抜き、刻が決勝へ
敗者復活戦は「刻」が勢いを取り戻す展開となりました。まずは「Ravissant Luke」との対戦。互いに譲らない攻防が続き、最後に押し切ったのは「刻」。
勝負を決める瞬間には客席から大きな拍手が送られ、観客もその粘り強さに引き込まれていきました。

いよいよ決戦!グランドファイナルへ(FS vs 刻)
そして迎えたグランドファイナル。舞台に立つのは「FS」と「刻」。敗者復活戦を勝ち抜いてきた刻と、勝者側を制してきたFSの激突に、会場は一層の熱気に包まれました。

決勝戦は、通常の試合とは異なる特別ルールで実施されます。形式はBO3(2本先取)。勝者側から上がってきたFSが敗北した場合は、結果を一度リセットして再びBO3を行う「リセットマッチ」が設けられていました。リセットがかかるかどうか、最後まで目が離せない緊張感が続きます。
さらにFINALでは「ルール/マップのピック」や「ヒーローBAN」も導入され、選手同士の読み合いや駆け引きがより色濃く表れることに。実力だけでなく、戦略性と瞬時の判断力までも問われる舞台となりました。

試合が始まると、序盤はFSが主導権を握り、観客席からも大きな声援が飛び交います。しかし刻は持ち前の粘り強さを発揮し、少しずつ流れを取り戻していきました。実況を務める岸さんとマリオンさんの声にも熱がこもり、会場全体の盛り上がりが一段と高まっていきます。

結果、最初のBO3では刻が連勝し、勝者側から進出していたFSを破る展開に。これにより決勝はリセットマッチへ突入し、観客からは大きな拍手が送られました。


リセットマッチでも刻の勢いは止まりません。続けて勝利を重ねて王手をかけると、迎えた最終戦ではFSがリードを広げ、「このまま決まるか」と思わせる場面も。

しかし終了直前、刻が一気に攻勢を仕掛けます。残り3秒でキャノンを押し切る劇的な逆転勝利に、会場は大歓声と拍手に包まれました。


初戦で敗れながらも敗者復活戦を勝ち抜き、最後は決勝で4連勝。刻が見事、FGCS初代王者に輝きました!!

決勝戦が終わり、会場はいよいよ表彰へ。「刻」のメンバーには、観客席から大きな拍手が送られました。壇上では実況を務めた岸大河さんから優勝賞金とトロフィーが授与され、会場は祝福の雰囲気に包まれました。

ここで、熱気あふれるFGCSを振り返り、大会を彩ったキャプテンたち、実況の岸さん&マリオン、そして『フェスバ+』ひでちゃんDからのコメントをご紹介!!
優勝チーム「刻」コメント(代表:キャプテン)
ーー逆転優勝おめでとうございます!率直な感想をお聞かせください!
最初は1回戦目で負けてしまったんですが、そこからなんとか勝ち上がることができました。最初の方はみんなすごく緊張していて実力を発揮できなかったんですが、勝ち続けていくことでようやく実力を取り戻せたので、本当に良かったと思います。
ーーフェスバ+の魅力を教えてください!
自分がまず注目したのは、白猫とモンストのキャラが使われていたことです。あとは、やはり6人対戦というところですね。みんなとワイワイできるのがすごい楽しいので、ぜひおすすめです。
ー応援してくれたファンの皆様とかにメッセージをお願いします!
みんな名前のウチワもらっててすごい羨ましかったので、ぜひ次回は「電柱キャプテン」のウチワを作っておいてほしいです(笑)。

実況:岸大河さんからのコメント
ここまで盛り上がるとは思わなかったくらいに盛り上がったな、という印象です。
この大会が成功のうちに終わったのは、熱い戦いを繰り広げてくれたプレーヤーの皆さんはもちろん、応援してくれた観客席の皆さんの貢献も大きかったかと思います。
観客席から大きなどよめきが出ていましたが、モバイルゲームタイトルの大会で、観客からどよめきが出るというのは、みんなが『フェスバ+』のシーンを楽しく見てくれる、そして目にしたシーンがスーパープレイだとちゃんと分かっているからこそです。
対戦も非常に高度な駆け引きが行われ、チームの連携も戦略性が感じられるものでした。全体的に見どころがたくさんあって、こういう切り口でこのマップを考えていたのかと感心させられました。
『フェスバ+』は多くの魅力的なキャラクターが揃っていて、年間通じてたくさんのコラボもやってますし、新しいキャラやウェアもどんどん増えていって、どんどんお祭りっぽくなっています。
最近のアップデートでクリスタルハンターなどもすごくやりやすくなりましたし、またアンテナハックとキャノンエスコートも、今後よりバージョンアップして競技的になっていく部分があるので、軽く遊びたい方にはクリスタルハンター、もっとコアに遊びたいという方はランクマッチというように自分の好みで選んで、週に1回でも1日1回でも、継続的に楽しんでいただけたらと思います。

石橋桃さん(マリオン)からのコメント
ずっと携わらせていただいて、いつも遊んでいた『フェスバ+』が、リアルの公式大会が行われるほどの人気になったことがすごく嬉しいです。
『フェスバ+』のリアルな戦いとユーザーさまの熱気、そして盛り上がりを間近で感じることができて、とても感動しました。
チーム戦でのコールや連携など、どれだけ練習してきたのか動きが本当にまとまっていて、スキルの合わせ技のような「チームじゃないとできない」動きの面白さもたくさん見せてもらいました。
あとは、なんといっても大逆転がとても多くて。「ここで取れる、それ!?」みたいな奇跡的瞬間に、観客の皆さんと一緒に歓声を上げたとき、リアル大会ならではの会場との一体感というか、みんなで盛り上がっているんだと実感したのが感動的でした。
自分としても、実況は初めての体験だったんですが、岸大河さんにもたくさんリードしていただいて。「MCとは」みたいなものもお隣で学べたので、本当にすごく楽しくて、いい一日になりました。
『フェスバ+』は1周年を迎えたところですけれども、大会後からルールやマップが更新されていきますし、どんどん新しく面白くなっていく『フェスバ+』を楽しんでいただけたらと思います。

『フェスバ+』ディレクター ひでちゃんDからのコメント
ーー大盛り上がりの大会を振り返っていかがでしたか?
大会は本当に大盛況で、参加してくださった皆さまには感謝しています。
決勝に参加した4チームのうち、強豪の呼び声高い2チームが初戦で逆転敗けになるという波乱の幕開けで。敗けてもその後に勝っていけば最終的に決勝まで行けるダブルエリミネーションというルールなのですが、初戦で敗けたチームが決勝まで勝ち上がって優勝を勝ち取るという熱い展開でした。
6人フルパーティー同士のガチな戦いというのは、なかなか見る機会がないと思いますが、いわゆる野良のゲーム環境では起き難いドラマティックな逆転劇が多く、そこも大会を大いに盛り上げてくれました。
観客席の皆さんもすごく目が肥えていて、高度な展開や各チームの戦略性をちゃんと理解したうえで声援を送ってくれて。あの熱気と大歓声は、僕の想像を超えていました。
これまでもオフ会は開催してきたのですが、競技としてのイベントは初めてだったので予想はつかない状態でした。実際にやってみると、観ているだけでもコンテンツとして楽しめるクオリティで提供できたことは非常に良かったと思っています。
ーーいつもフェスバ+を遊んでくださっているユーザーさんへメッセージをお願いします。
『フェスバ+』は対戦ゲームですが、「ユーザーさまが主役」というのはタイトルとしても大会としても強く意識してきました。
リリース初期の頃は満足いただけない部分もありしましたが、この一年は様々なところでユーザーさまとコミュニケーションを取る機会をもらって、細かく要望に応えていった結果が今の盛り上がりにつながったと思っています。
これからもユーザーさまと一緒に密なコミュニケーションを取って、キャプテンの皆さまが主役となって盛り上げていけるような環境を、着実に整えていきます。
今回の大会から得られた結果も踏まえた上で、今後はバトル体験の改善や調整に、よりフォーカスしていこうと思ってます。これからもキャプテンの皆さまに満足していただけるようなアップデートを進めていきますので、ぜひご期待ください。
こうして幕を閉じた初の公式大会。画面の中だけでなく、リアルの会場でユーザーの皆さんと一緒に盛り上がれたことは、『フェスバ+』にとって特別な瞬間となりました。
コロプラでは今後も『フェスバ+』を通じて、皆さまにリアルとゲームが交わる新しい体験をお届けしてまいります。これからの進化にもぜひご期待ください!

当日の大会の様子は、YouTubeでアーカイブ配信中です。ぜひご覧ください。
取材・執筆
猪野 理絵