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コロプラのグローバル展開に向け、技術基盤を強化!これからのエンジニアに求められるクリエイター思考とは

菅井 健太のプロフィール画像

上席執行役員 CIO / 技術基盤本部 本部長

菅井 健太

旅行用ウェブサイトのサーバーサイドエンジニアとして活躍後、2010年にコロプラに入社。サーバーサイドエンジニアとして10タイトル以上のローンチに携わり、負荷対策チームのリーダーを務める。プロダクトマネージャーを経験後、2017年に取締役に就任。現在は、上席執行役員 CIOと技術基盤本部・本部長を兼務し、AIの推進・活用を指揮している。

田中 諒のプロフィール画像

技術基盤本部 副本部長

田中 諒

新卒でモバイル系ベンチャー企業に入社し、クライアントエンジニアとしてアプリケーション開発に携わる。2012年にコロプラに入社。サーバーサイドエンジニアとして複数のタイトルに携わった後、2016年から『白猫プロジェクト』のエンジニアマネージャーを務める。現在は、技術基盤本部・副本部長として第1バックエンドエンジニア部とサービス基盤部の部長を兼務。

コロプラは中期経営方針として「モバイルゲーム市場におけるGlobal Top 20」を掲げ、「位置ゲーの“祖”としてのグローバル展開」、「唯一無二の新しい体験の提供」を通じ、世界中の人々の日常を彩るグローバルヒットの創出を目指しています。
さらなる技術基盤の強化が求められる中、今回はバックエンドエンジニアが所属する技術基盤本部を率いる二人に、組織が果たすミッションや技術に対しての考え方などをお聞きしました。

日常とエンタメを繋ぐ技術。グローバルヒットを支える、技術基盤本部のミッション

技術基盤本部の本部長と副本部長を務められていますが、まずはお二人のバックグラウンドと現在の役割を教えてください。

菅井

2010年にコロプラに入社し、サーバーサイドエンジニアとして10タイトル以上の新規タイトルのローンチに携わり、並行して負荷対策チームのリーダーを務めてきました。2017年に取締役に就任し、現在は、CIO(最高情報責任者)と技術基盤本部の本部長を兼務し、AIの推進・活用の陣頭指揮をとっています。

田中

2012年にサーバーサイドエンジニアとしてコロプラに入社したのですが、実は前職はモバイルゲームのクライアントエンジニアでした。入社後はサーバーサイドエンジニアとして数々のタイトルに携わり、2016年から『白猫プロジェクト』のマネージャーを務めました。その後も部長として長く携わった思い出深いタイトルです。

2020年からサーバーサイドエンジニアの採用リーダーを務めることになり、採用活動にも携わってきました。現在は、技術基盤本部の副本部長として、第1バックエンドエンジニア部とサービス基盤部の部長を兼務しています。

技術基盤本部は、どんな組織体制になっていますか?

田中

技術基盤本部には「バックエンドエンジニア部」「サービス基盤部」「インフラストラクチャ部」の3部署あります。

「バックエンドエンジニア部」は、オンラインゲームのバックエンド(サーバーサイドアプリケーションや、その周辺領域)を担当するエンジニアの部署です。バックエンドエンジニア部の中に複数のグループがあり、グループごとに担当するタイトルが分かれています。
「サービス基盤部」はタイトル横断的にゲームバックエンドの開発基盤を提供したり、技術的課題の解決支援を行う部署です。
「インフラストラクチャ部」はゲームに限らず全社横断的にコロプラのインフラ領域を担当するエンジニアの部署です。
コロプラのゲームバックエンド領域は、これら3つの部署が連携して開発を進めています。

菅井

3つの部署は密接に連携していますが、組織によって考え方が違う部分もあるので、副本部長の田中さんに各部署をつないでもらっているかたちですね。

技術基盤本部のミッションや強みを教えてください。

菅井

1番のミッションは、ユーザーさまが「遊びたい」と思った時に、いつでも遊べる状態を守ることです。
特に位置ゲーは、自宅で遊ぶだけではなくて、旅行先や移動中など、その瞬間に遊べること自体が体験の一部になります。もしそこで遊べなければ、単に不具合が起きたというだけではなくて、ユーザーさまの体験自体を壊してしまうことになります。
だからこそ我々は、ただサーバーを動かすのではなく、ユーザーさまの体験を壊さないことに責任を持っています。メンテナンスの際にサービスを止めるのが当たり前、と考えるのではなく、できるだけサービスを動かしたまま改善し続けるための設計と運用を追求しています。それこそが、技術基盤本部の存在意義だと考えています。

田中

菅井の話に加え、直近の技術基盤本部で掲げているミッションは「位置ゲーの“祖”の名に恥じない世界で戦える技術基盤を構築する」というものです。
コロプラのミッションとして「Entertainment in Real Life」がありますが、日常生活とエンタメの融合を体現しているのが位置ゲーです。
我々は位置ゲーの祖として「このジャンルでは絶対に負けたくない」という思いがあります。だからこそ20年以上にわたり蓄積された知見を活かし「COLOPL Gaming Maps」という位置ゲー開発に最適化された地図配信サービスを直近リリースしました。これを筆頭に、コロプラとその位置ゲーが世界で戦うための基盤をより堅牢なものにしていきたいと思っています。


サーバーサイドエンジニアに求められるクリエイター思考

技術基盤本部が大切にしている価値観を教えてください。

菅井

一貫して変わらない考え方として、エンジニアリングはあくまで手段であり、一番大事なことは「ユーザーさまにどういう体験を届けたいか」という目的だと考えています。エンジニアだからといって、「技術的なことだけ考えていればいい」、「コードだけ書いていればいい」というふうには思ってほしくありません。

サーバーサイドエンジニアとユーザーさまは距離があるように見えるかもしれませんが、むしろ逆で、ユーザーさまと一番近いのがサーバーサイドエンジニアです。
なぜなら、ゲームに触れる一人ひとりのログを最初に見ることができるのが、サーバーサイドエンジニアやインフラエンジニアです。ですから、ユーザーさまの熱量やどれくらいのユーザーさまにプロダクトが触れられているかが肌感でわかります。我々には、ユーザーさまがどんな行動をしているかがわかるわけですから、ユーザーさまのことを考えて作る視点は何より大事にしています。

ユーザーさまからバックエンドは見えませんが、バックエンドからは常にユーザーさまを見ているわけですね。

田中

大きなイベントが控えているときには、過去の類似イベントの値を参考にしながら当日のアクセス予測をして負荷対策をしています。また、コロプラではエンジニアが企画提案をするということも当たり前に行われるのですが、そのときにもユーザーさまのコンテンツ消化状況を集計、分析した上でコンテンツの設計方針を決めていますね。ユーザーさまに受け入れられるものでなければ、ただの自己満足になってしまうので。

「誰のために何を作るのか」という目的意識を全員が持っているのですね。ただ目的を叶えようと思うと技術の追求も重要と感じますが、技術と目的のバランスについて、お考えをお聞かせください。

田中

エンジニアの目線に立って「いい会社とはなにか?」を考えると、まず事業が成功していること、そして、その成功の裏に我々ならではの強み(技術)が光っていることなのだと思っています。技術や発明だけが先行してはいけない。一方で、自分たちの技術を適宜見直すことをしないと会社や組織は成長しない。そのバランスは常に変化するものとしつつも、優先順位は間違えないようにと思っています。

菅井

いくら高度な技術を使って「このインフラは数億人に耐えられます」と言っても、ユーザーさまが数人しかいなかったら意味がないですよね。
かといって技術の追求をおざなりにしていいわけでもない。新たな技術を取り入れることで、これまでできなかったことが可能になることも当然あるわけです。技術一辺倒になるのも良くありませんが、もちろん技術は大事です。ユーザーさまにどんな体験を届けたいか、そのためにどんな技術を使うかを考えることが大切です。

田中

正直に言って、何が最適かという「100点満点の答え」を常に出し続けるのは、本当に難しいことだと思っています。
ただ、100点に限りなく近づけようとする努力は必要で。そのためには、その時々に持っている情報や、考えられる未来の予測をし「今の自分たちにとって一番の落としどころはどこか」を常に見つけにいかなければなりません。職種を問わず議論して、今の我々のベストはここだよねっていうところを探していく。そういう広い視野や柔軟な考えを持って臨むことが重要だと考えています。

ベンチャー時代からコロプラを知るお二人にとって、コロプラはどういった場ですか?

菅井

新しいものを恐れず、どんどん使っていく会社ですね。
近年のAI導入にしても、すごく慎重になって情報を遮断しているゲーム会社もある中、コロプラは積極的にAIを使って何かしらの答えを見つけようとします。世の中の変化に寄り添いながら前進しようとする姿勢が、コロプラらしさだと思っています。

最先端のものを積極的に取り入れていこうという気概のある会社は、なかなかないものです。ガジェット好きの私がまさにそうですが、新しいもの好きな人にとっては、自分のやりたいことを実現できる最高の環境だと思いますね。

田中

最新のテクノロジーで“新しい体験”を届けようとする熱量が、ひときわ強い会社だと思います。以前に成功したものの焼き直しではなく、常に新しい技術や要素を取り入れてものづくりをしていく。この精神が骨身に染みついているのがコロプラです。

また、コロプラはリアルな日常とエンタメ、フィジカルな体験とデジタルな体験、これらを融合させることで“新しい体験”を生み出そうとします。それはコロプラならではのものだと思っていて、そうしたプロダクトが生み出されることに私はワクワクします。今後もユーザーさまにコロプラらしい体験を届けていきたいですね。

菅井

ゲームって極論すると、ボタンやタップなどの入力に対するフィードバックなんですよね。コロプラは世の中に流れているあらゆるログをゲーム体験に落とし込み、リアルな日常とゲームのエンタメをつないでいく会社なんです。

技術基盤本部の今後の展望

今後の展望や挑戦していきたいことについて教えてください。

菅井

世界とどう戦うかを改めて考えたときに、強みはやはり「位置ゲー(位置情報ゲーム)」にあります。これまで積み上げてきたこの分野の知見や技術は、他社が簡単に真似できるものではない。この武器をもとに世界へ飛び込んでいこうとしています。

田中

菅井の言う通りコロプラは国内市場にとどまらず、今後はグローバルに展開していこうとしています。
世界中のユーザーさまに満足のいく体験を提供しつつ、インフラ費用をはじめとする運用コスト、そして開発そのものにかかるコストをいかに抑えるかは大きな課題です。これまで積み上げてきた技術も、まだまだ見直す余地があると思っています。
コロプラが「世界で戦う」ためには、障害を一つひとつ取り除き、同時に成果を最大化するための施策に取り組んでいくことが求められています。

菅井

また、AIの進化によって思っていたより早く世界が変わっています。これから世の中がどう変わっていくのか、正直、まったくわからない状況だと思いますね(笑)。
自分も含めて、この早い変化に適応できる人材を増やすことが急務です。そのためには、足元のことに囚われるのではなく、広い視野を意識することが求められます。この目線を組織の中に落とし込み、コロプラのビジョンを実現させていきたいですね。

コロプラで活躍できるサーバーサイドエンジニアとは

最後に技術基盤本部では、どんなエンジニアを求めていますか?

田中

AIの話の流れでお話すると、どんどんAIが進化してコーディングを任せられるようになったとしても、コンピュータサイエンスの基礎をしっかり理解している人が、AIをうまく使いこなしていくと思います。

菅井

これからの時代は、発想にロックをかけないことが大事だと思いますね。
せっかくAIで世界が激変するとんでもない時代に生きているわけだから、「自分はエンジニアだから」という発想だけだと、もったいないと思うんです。「私はこういうものを作りたい」という志と、この荒波を楽しめるマインドを持った人と一緒に働きたいですね。

田中

AIに限った話ではないですが、サーバーサイドエンジニアの仕事は、プランナーやクライアントエンジニアなど、いろんな職種と関わる仕事です。自分が「どうしたいか」、相手に「何をしてほしいか」といったことを言語化する能力が、この仕事には必須です。
人に伝える。人から聞く。そうした人と関わりながら開発することに抵抗がなく、むしろ人とのコミュニケーションを楽しめるエンジニアが、コロプラでは活躍できると思います。
ツールに縛られすぎるのではなく、自分が作りたいものを明確にイメージする。ユーザーさまにどういう体験を届けたいかと考える。「どう実現するか」という手法の部分は時代によって変わっていくので、変化を喜べるというのが大事だと思いますね。

本日はありがとうございました!

# おわりに

コロプラでは、「エンターテインメントで人を楽しませたい」「新しい体験を届けたい」という想いを持った仲間を歓迎しています。28卒向けのインターンシップも応募受付中ですので、少しでも興味を持っていただけた方は、ぜひチェックしてみてください。

▼28卒向け サーバーサイドエンジニアインターンサイトはこちら

コロプラの技術発信に関する情報は以下からご覧ください。
COLOPL_Tech(X):https://x.com/colopl_tech
COLOPL Tech Blog:https://blog.colopl.dev/


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