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ゲームの世界を音でかたちに!「サウンドクリエイターのお仕事」

プレイヤーの感情を揺さぶり、没入感を生み出す「ゲームサウンド」。
その制作を担うサウンドクリエイターは、音楽や効果音の作成だけでなく、仕様の提案や実装、クオリティ管理にも携わり、タイトルの世界観や体験を音でかたちにしていきます。
今回は、ゲームサウンドクリエイターの仕事内容から、コロプラでゲームサウンドクリエイターとして働く魅力、入社後のキャリアパスについて詳しくお伝えします

ゲームにおけるサウンドとは?

そもそも、ゲームにおいてサウンドはどのような役割を担っているのでしょうか。
実際には、音がなくてもゲームをプレイすることは可能です。
しかし、サウンドがあることで、体験できる世界をより広くすることができます。
ここでは、サウンドの役割3つについてご紹介します。

①情報提供
「敵が近づいている」「アイテムを拾った」など、画面を見なくても耳でわかる情報がゲーム体験には重要です。
例えばサバイバルホラーやFPSゲームなどは、音で生き残るゲームということができるくらい、必要不可欠なものとなっています。

②世界観の構築
映画と同じように、BGMや環境音があるだけで、その世界に没入することができます。
この点において、サウンドがそのゲーム体験・リアリティを完成させるといえます。

③感情への投げかけ
サウンドには、プレイヤーの感情を直接刺激する力があります。
わくわく・緊張・安心・悲しみ…など、サウンドが導く感情は多岐にわたります。
このように、サウンドはゲームの世界観における重要な役割を担っています。

ゲームサウンドクリエイターの仕事

サウンドクリエイターのお仕事は多岐にわたりますが、サウンドディレクション、BGM制作、SE制作が中心です。

また、コロプラではMVやイベントで生演奏の披露、音楽配信など、ゲームの枠を超えて音楽を届ける機会もあります。

インタラクティブミュージックについて

コロプラでは、「インタラクティブ性のあるサウンド制作」にこだわってサウンド作りをしています。
インタラクティブミュージックとは、ゲームの状況やプレイヤーの行動に応じて音楽が変化する演出技法のことです。

実際のゲームでの導入事例として、ゲーム内の滝の音を「点」ではなく「線」で音源を配置し、よりリアルな音響体験を実現したり、ユーザーのプレイに応じて楽器パートが増えていく機能を独自に開発・実装したりしています。
このような取り組みで、よりゲームへの没入感を演出したり、次のアクションへのモチベーションを高めるようなゲーム体験を提供することを大事にしています。

コロプラでのサウンドクリエイターの業務

次に、実際にどのような流れで制作が進んでいくのかについて説明します。
サウンド制作の全体の流れはこのような形です。

まずは企画担当者が集まり制作についてディスカッションを行い、ユーザーに届けたい体験と手法についてすり合わせていきます。
その後、音楽制作、効果音制作、ボイス収録などそれぞれサウンドを作り上げる要素を遂行し、実装していきます。
最終調整や、デバッグ(実際に実装してみての確認)を経て、リリースするというのが一般的な流れです。

音楽制作、効果音制作のどちらも基本的には同じ流れで制作を進行しますが、ゲーム音楽制作の特徴的なものとして、「ループ設定」があります。
ゲームは通常の音楽制作と異なり、曲の終わりがないように制作しなければなりません。
同じ画面でずっと遊んでいたら、途中で音が切れてしまうなんてこと、あってはなりませんよね?
ですが、そのために何時間もの長さの音楽を制作するわけにはいきません。
ですので、違和感のないタイミングで繰り返し音楽が流れ続けるように、ループ設定を行います。

また、効果音制作にも収録があります。
例えばコロプラでは、「白猫ゴルフ」にてゴルフボールを打つ音を収録するためにゴルフ場に行き、実際に収録したりしていますし、バトルシーンで剣を抜く際の効果音をとるために、音響効果刀で収録する、なんてこともサウンドクリエイターの業務の一貫として行います。

コロプラのサウンドクリエイター職の特徴

コロプラのサウンドクリエイター職は、プロジェクトへの深いコミットメントを重視しています。

コロプラでは、実力次第で1つのプロジェクトだけでなく複数のプロジェクトに参画できるチャンスがあります。
また、80%計画として、制作物をブラッシュアップしたり+αを生み出す余裕を残すことを大切にしていますし、全員がゲームクリエイターという考えを大切にしているため、ただ依頼された音を作るのではなく、ユーザーにより良い体験を届けるために主体的に動いていくことが求められます。
日々新しい技術を使った変化に強い組織であるよう、スピード感を持ってプロジェクトを回していることも特徴的です。月に2回以上イベントがリリースされるプロジェクトも…!

このように、コロプラでは他社ではなかなか経験できない、幅広くスピード感のある業務を体験し、スキルアップしていくことが可能です。

快適な開発環境

コロプラでは、新たな体験を創出する音を作り出すことに特化した環境が整っています。
代表的な環境の一つとして防音室があります。
難聴対策として防音室を完備しており、健康面に配慮しつつ集中して制作に取り組むことができます。
また、オフィス内での作業が基本ですが、必要に応じて外部スタジオでの収録を行い、より良いサウンドを追求しています。
開発環境としては以下の通りで、DAWや音源等に関しては、許可が下りれば好きなものを使用することができます。

PC

Mac / Windows

開発エンジン

Unity

ミドルウェア

Wwise / CRI ADX

DAW・ソフト

ProTools / Cubase Pro / Nuendo / Studio One / Logic Pro / Reaper / iZotope RX / Wavelab etc.

音源・プラグイン

Native Instruments / Eastwest / Spectrasonics Virtual Instruments / FabFilter / Nexus etc.

ハード

GRACE design m905 / RME Babyface Pro / RME Fireface / SONY MDR-900ST etc.

キャリアパスについて

担当業務を細かく分業している会社さんも多くありますが、コロプラでは一つの業務だけに限らず、幅広くサウンド制作の業務に携わっていただきます。
1年目からコンポーザーやサウンドデザイナーとして活躍し、経験を積むことでセクションリーダーやリードコンポーザー、そのあとはサウンドディレクターとしてサウンド全体のディレクションを行ったり、管理職を目指していくことが可能です。

コロプラではどの職種からも、ゲームをより良くするする提案や意見に耳を傾ける環境があるため、
実際にゲーム制作に携わっているんだと感じていただきながら、業務を遂行し、スキルアップしていただけます。

最後に

ゲームサウンドクリエイターの魅力、そしてコロプラのゲームサウンドクリエイターとしての魅力は伝わりましたでしょうか。
サウンドクリエイターとして、音楽を通じて人々の心を動かし、ゲームの世界を一層豊かにするとても魅力的なお仕事です。
興味を持っていただけましたら、是非エントリーをお待ちしています!

先輩社員のインタビュー記事はこちら

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