コロプラでは、新卒社員が「自律型人材」として成長できるよう、独自の研修プログラムを展開しています。
2025年4月に新卒入社した6名のコロプラ社員に、新卒研修での経験と、そこで感じたことなどをレポーティングしてもらいました!
今回はゲームビジネス編として、デザイナーのK.O.によるレポートをお届けします。

2025年入社 エンターテインメント本部 Dスタジオ デザイナー
- K.O.
MBTI性格タイプ:指揮官 (ENTJ)
趣味はフィギュアモデリングと背景CGモデリング、ゲーム、映画です!完全にインドア派ですが、最近は友人に連れられてサバゲーも楽しんでます!
はじめまして! 2025年新卒デザイナーのK.O.です。現在はCGデザイン、特にモーションに特化した研修を受けており、この道20年、数々の有名タイトルを手がけてきたベテラン先輩社員からモーションの基礎を日々学んでいます。
(デザイナーの専門研修については近日公開される別の記事で詳しくご紹介しますが、ここからもコロプラの手厚い研修制度を感じていただけるのではないでしょうか。)
ユーザーからクリエイターへ!コロプラのゲームクリエイター研修
コロプラに入社される皆さんは、きっとゲームが大好きな方でしょう。しかし、新卒の皆さんの多くは、これまで一人のユーザー、プレイヤーとしてゲームを楽しんできたのではないでしょうか。あるいは、各自の専門領域を通じてゲームを分析していたかもしれません。例えば、デザイナーであればゲームのビジュアルやグラフィックに注目しがちですが、プランナーがゲームを作る際にどのような考え方をしているか、という点に注目する機会は少ないと思います。
コロプラのゲームクリエイター研修は、そんな皆さんの「好き」を「つくる」に変えるための、まさに「ゲームクリエイターとしての一歩」を踏み出すための研修です。この研修では、実際にゲームを作るクリエイターの視点から、ゲーム開発に必要な知識とスキルを体系的に学びます。
では、実際の研修はどのような内容なのでしょうか。
本稿では、充実したゲームクリエイター研修の一部をご紹介します。
多角的な視点でゲーム開発を学ぶカリキュラム
研修では、様々なトピックを通じてゲームクリエイターとしての基礎を学習します。
- ゲームに携わる各職種の理解
デザイナー、エンジニア、プランナー(PL)、サウンド、QA、CX(カスタマーエクスペリエンス)など、ゲーム開発に関わる職種の役割、連携、考え方、大切にしていることを各職種の先輩方から学びます。ゲーム開発はチーム戦です。自身の専門性を高めることも大切ですが、各職種の視点を知り、チームや会社の動きを理解することも同じくらい重要だと感じました。
- ゲームの要素に関する深い掘り下げ
「ゲームサイクル」や「デザイン」「シナリオ」といった、ゲームの面白さを構成する本質的な要素とその関連について深く掘り下げます。もちろん、これらの要素に関しても各領域の先輩方から学びます。きれいなグラフィックや面白いシステムといったゲームの表層だけでなく、「なぜユーザーは面白いと感じるのか」といった面白さに関する分析や、「どのようなユーザーに訴求するのか」といったビジネス上の狙いから導かれる各要素の違いについても研修を通じて気づきを得られます。
- 企画力実践
こちらは自分の好きなゲームを分析し、そのゲームの企画書を予想して発表する実践的なカリキュラムです。このように、座学だけでなく実践的な学習も含まれています。コロプラでは職種を問わず、意見を出し合ってゲームを作り上げます。そのため、コロプラの一員としてユーザーに響くゲームを生み出すための「考える力」、それを「形にする力」、そして「発信する力」を身につける第一歩になったと感じています。
- チームビルディング研修
ゲーム開発は一人ではできません。チームで協力し、目的達成のため「決められた予算・時間・ルール」の中でフィールドワークを行い、最大限の成果を上げる必要があります。フィールドワークの詳細は下記からご覧ください。
「位置ゲー」で“仲間”になる―コロプラ新卒研修2025―
他にも、PCやUnity、Gitといったソフトウェアの使い方や注意点はもちろん、AIの使い方に関する研修もあります。非常に実践的な研修を通じ、ゲームクリエイターとしてスタートダッシュを切るために、体系的な基礎を身につけることができました。
ブラザー&シスター制度で手厚いフィードバック体制
コロプラにはブラザー・シスター制度というものがあり、新入社員一人ひとりに先輩社員がついてくださいます。
毎日の夕方には当日の研修について相談したり、振り返りをする機会があります。
先輩社員ならではのアドバイスや実務での話と研修の経験が結びつく事で、ただ「研修を受けただけ」にならず、ゲームクリエイターの一員としての下地作りができたと感じました。
ゲームクリエイター研修で現在の業務に役立っていること
ゲームクリエイター研修後も、私たちデザイナーはより専門的で実践的な研修を続けています。現在の研修では実際にCGソフトを使ってキャラクターモデリングやモーションを制作していますが、その際はユーザーの皆様に届くことを意識して制作できています。
私は学生時代、「いかに自分のスキルを証明するか」という、いわば「就職するための作品作り」に注力していました。しかし、この研修を経て、ユーザーが実際に手に取り、楽しんでくれることを意識した成果物作成へとスムーズに意識を移行できたと感じています。
今後の抱負
私は今後、ゲーム制作の各分野の中でもモデリングやエンバイアメントアート、空間デザインを軸に、ゲーム全体を主にビジュアルと空間の側面から考えられる人材に成長していきたいと考えています。
大手企業のデザイナーはCGデザインの中でもさらに細分化されたキャラモデリングや背景、モーション等の専門職種に特化しがちですが、コロプラでは専門職種に縛られすぎず、幅広く大きく成長できる社風があると強く感じています。
今までの人生で培ってきた専門性を軸に、一緒に大きく成長していきましょう!
