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コロプラの「現在地」を発信するメディア

正解より、経験を。先輩とマンツーマンで歩んだ、新卒1年目のリアル

AI記事要約

サーバーサイドエンジニアとしてさまざまなゲームの開発・運用に携わってきた伊原さんと入社2年目の永野さんに、入社後の仕事や印象に残っているエピソード、ブラザー・シスター(通称:ブラシス)としての関わりについて対談形式でお話を伺いました。

二人のリアルな経験を通して、コロプラでエンジニアとして働くこと、そして入社後にどのように成長していけるのかをお届けします。

※ブラザー・シスター制度とは
全新卒社員に新卒入社から1年を目安に先輩社員(ブラザー・シスター)がつき、成長を業務面、メンタル面の両面からサポートする制度です。業務に関する質問はもちろん、新卒社員ならではの悩みなども気軽に相談できます。

伊原 佑稀のプロフィール画像

技術基盤本部 第2バックエンドエンジニア部 第1グループ

伊原 佑稀

大学では物理学を専攻し、研究室では素粒子物理学を研究。2017年に新卒でコロプラに入社し、サーバーサイドエンジニアとして、『白猫ゴルフ』『フェスバ+』位置情報を活用した大型IPタイトルなど数多くのタイトルを担当。
好きなエンタメはゲーム実況やNetflixなどの動画配信サービスの視聴で、アニメや恋愛リアリティーショー、韓国ドラマまでジャンルを問わず楽しみ、流行しているものはまずチェックする。ゲームではLoLやポケモンなどの対人ゲームを特に好んでプレイするという。

永野 凜太郎のプロフィール画像

技術基盤本部 第3バックエンドエンジニア部 第1グループ

永野 凜太郎

プログラミングを学ぶため情報系の大学に進学し、大学院ではファイルサーバーへの攻撃を防ぐセキュリティを研究。2025年に新卒でコロプラに入社し、サーバーサイドエンジニアとして『フェスバ+』に配属。現在は位置情報を活用した大型IPタイトルの運用に携わっている。
好きなエンタメは配信者・加藤純一さんのゲーム実況で、大きな声で楽しそうにプレイする姿から元気をもらっている。洋ゲーも好きで最近は英語のままプレイしており、難易度が上がるほど集中して楽しめるという。

学生時代の経験と、コロプラ入社の決め手

まずはお二人のこれまでのキャリアについて教えてください。学生時代から現在まで、どのような経験をされてきましたか?

永野

プログラミングを学ぶため、情報系の大学に進学し、大学で学んだら楽しくて大学院へ進学しました。研究室ではファイルサーバーへの攻撃を防ぐセキュリティについて研究していました。
2025年に入社後は、研修を経てサーバーサイドエンジニアとして『フェスバ+』に配属されました。現在は、位置情報を活用した大型IPタイトルの運用に携わっています。

伊原

大学では物理学を専攻し、軽音楽サークルでバンド活動、研究室は素粒子物理学を選択しました。
2017年にコロプラに入社。サーバーエンジニアとして『MONSTER UNIVERSE』、『ユージェネ』、『白猫GOLF』、『フェスバ+』、位置情報を活用した大型IPタイトルを担当してきました。機能開発や、Steamでのアプリリリースなども担当し、運用ではイベントリリースやリアル大会なども経験しています。

お二人は新卒でコロプラに入社されましたが、なぜこの業界を選んで、コロプラへの入社を決めたのでしょうか?

永野

元々ゲームクリエイターになりたいという思いはあったのですが、ゲーム系の専門学校に通っていたわけではないので、ゲーム業界以外でエンジニアになる道を考えていました。ですが、就職活動の時期にスマホゲームのサーバーサイドエンジニアというかたちでゲームに携われることを知り、興味を持ちました。

加えて、もともと小学生の頃からコロプラのゲームで『恐竜ドミニオン』や『白猫』、『白猫ゴルフ』をプレイしており、すごく楽しかった思い出があります。面白いものが作れる会社だという印象があり、コロプラへの入社を決めました。

伊原

大学では素粒子物理学という専門的な研究をしていましたが、もともとゲームが好きで、小さい頃からゲームクリエイターに憧れていました。コンピューターグラフィックの綺麗な映像に魅力を感じ、気になっていました。

私が学生時代はモバイルゲームの全盛期で、既存のヒットタイトルを伸ばすことに重きを置く企業が多かったのですが、新作タイトルに果敢に挑戦する企業で働きたいと考えていました。コロプラの面接で新作開発に注力しているのを伺い、その熱量を感じました。新しい作品を生み出すことに携わり、コロプラで挑戦したいと思い入社しました。

実際に入社してみて、入社前のイメージと違いはありましたか?

伊原

入社前は、「新作ゲームの開発に携わり、リリースまで経験したい」と考えていて、比較的短い期間で、まっすぐリリースに向かって開発を進めていくイメージを持っていました。

実際に入社してみると、開発は想像していた以上に試行錯誤の連続で、積み上げてきたものを見直したり、時には大きく作り直したりすることもありました。一方で、そうした過程も含めて新しいゲームを形にし、最終的にリリースまで経験できたことで、入社前に思い描いていた以上に深くゲーム開発に関われたと感じています。

永野

コロプラでは、メンテナンスでゲームを止めることなく24時間楽しめる「ノーメンテナンス運用」を行っていることは知っていましたが、実際入社してみるとその仕組みが組織として根付いていることに驚きました。

コロプラ独自のノーメンテ運用に、最初はどう向き合いましたか?

永野

データの入れ方や、プランナーさんなど他職種の方と連携しながら運用できるのか正直不安でした。リリース時には考慮することも多く大変ではありますが、長年の知見が蓄積され、手順書やリリースまでのフローも整備されているので本当に勉強になることばかりです。

また、ただ、手順書を渡されるだけでなく、伊原さんや先輩方の作業を実際に見ながら教えてもらえる環境があり、少しずつ運用に対応できるようになりました。

ブラザーとしての関わり方

伊原さんは具体的にどのようにコミュニケーションを取り、永野さんとの関係性を深めていったのでしょうか?

伊原

基本的に1on1は週1回行うのですが、永野さん本人の希望もあり、週2回ほど設けていました。30分から長いときは1時間半ほどかけて、悩み事の相談や今後やりたいことなどを聞きながら、密にコミュニケーションを重ねていきました。なるべく一人で抱え込まないようスポットで相談したいことがあれば、その都度時間をつくり、開発の方針が決まるまで話し合うようにしていました。

永野

伊原さんとはインターンのときから面識があり、入社後もメンターとしてついていただいたので安心感がありました。

永野さんとコミュニケーションを取るうえで、意識したことはありますか?

伊原

本音で話せる関係をつくることを意識していました。こちらからもできるだけ本音を伝え、相談する側・される側という立場に必要以上の上下をつくらないよう、普段から敬語で接していました。

研修中、永野さんが課題について困っていることやわからないことを率直に相談できるよう、気軽に話せる環境をつくることが大切だと考えました。

永野

普段は周囲の人にあまり不満や悩みを言わないほうですが、伊原さんには比較的、率直に話せていると思います。研修中も「この辺が分からない」といったことを話していました。そういう意味でも、伊原さんには支えていただきました。

ブラザーと一緒に乗り越えた、初めての壁。

入社してから、印象に残っている仕事やエピソードを教えてください。

永野

初めてユーザーさま向けの新機能をリリースした際、想定外の不具合が見つかったことがあります。その時は頭が真っ白になったのを覚えています。

その時、伊原さんはどのようにサポートをしてくれたのですか?

永野

伊原さんが状況をすぐに把握し、切り戻しや関係者への報告などを落ち着いてサポートしてくれました。
実装したのは自分でしたが、伊原さんの方が状況をわかっていたのではないか、というくらい対応が早かったです。経験のあるエンジニアの判断力や対応力を間近で見て、とても頼りになる存在だと感じました。


伊原さんは、どのような想いで永野さんをフォローしたのでしょうか?

伊原

今回の件では、永野さんが「自分のせいだ」と必要以上に責任を感じてしまわないようにしたいと思っていました。コロプラでは、新卒1年目の方にも大きめの裁量をお渡しするようにしているため、永野さん主導で不具合を生んでしまったように見える可能性もありましたが、実際にはチームでレビューを行うなど、品質を維持するためのステップを踏んだうえでリリースしています。そのため、責任を感じすぎる必要はないことを伝えました。

そのうえで、不具合をどう収束させるかについては、私が代わりに対応するのではなく、手順や進め方をアドバイスしながら、本人に解決まで経験してもらいたいと思っていました。

この経験を経て、仕事への向き合い方に変化はありましたか?

永野

非常に難しいですが、不具合は起きてしまうと思うので、起きた後にどう対応するかが大切だと考えるようになりました。サーバー班だけでなく、必要に応じてプランナーやディレクターなどにも適切に報告するなど、エラーが起きた際の対処方法を自分の中で持っておく必要があると感じました。

ブラシス制度の魅力と学び

1年目を振り返って、ブラシス制度の魅力はどんなところにありましたか?

永野

本番環境で使われているコードは複雑で、経験が浅いうちは気づけないこともあります。そうしたコードに早い段階から関わり、伊原さんに一緒に見てもらえることは心強く、成長の助けになったと思っています。

また、プランナーなど他職種が関わるリリースの流れや、ノーメンテナンス運用前提のコロプラ独自の運用方法を質問できる方が近くにいるのもありがたいです。特に最初は定例ミーティングで出てくる単語が分からないことも多かったのですが、その場で聞く時間がないこともあり、それを1on1の時間で「この単語はどういう意味ですか?」と確認して、疑問を解消できる場を設けていただけることがうれしいです。

伊原さんは、永野さんと接する上で大切にしていたことはなんですか?

伊原

永野さん自身の得意なことを存分に発揮できるようになってほしい、という思いがありました。そのための土台として、社会人としてもエンジニアとしても、自分で考え、判断し、行動できる状態になってほしいと考えていました。

自分で判断して行動するためには、仕事の進め方やコミュニケーションなど、社会人・エンジニアとしての基礎が身についていることが大切です。そのため、一方的に答えを教えるのではなく、その時々の悩みに合わせながら、そうした土台を身につけるためのアドバイスやサポートをすることを心がけていました。

そう考えるのは、ご自身の経験からですか?

伊原

そうですね。私自身、社会人やエンジニアとしての基礎が十分に身についていないと、目の前の仕事をこなすことだけで精一杯になり、自分の得意なことを発揮する余裕がなくなると感じた経験があります。

だからこそ、まずはコミュニケーションの取り方や社内での立ち回り方、スケジュール管理など、仕事を進めるうえでの基礎を身につけてもらうことを大切にしていました。その土台ができれば、自分の得意なことにより力を注げるようになり、結果としてプロジェクトや会社、そしてユーザーさまへのより大きな貢献つながると思っています。

永野

礼儀作法や言葉遣いなど、研修ではあまり扱わないようなことも、伊原さんからよく指摘していただきました。社会人になってから、指摘してもらう機会もなかなかないので、すごくいい経験だったと思っています。そんな思いで接してくださって、ありがたいです。

伊原

開発時に懸念箇所を相談したり、思いついたアイデアを提案したりしながら、ゲームをより良い方向に自ら進めていく姿を見たときは、私も嬉しくなりました。

伊原さんはブラシス社員として永野さんをサポートする中で、どんな気づきや学びがありましたか?

伊原

永野さんに仕事をお願いする中で、時間のかかる業務に工数を割いてもらう場面がありました。そうした業務をあらかじめ仕組み化・効率化できていれば、その分、技術的なインプットや新しいことへの挑戦など、より成長につながることに時間を使ってもらえたのではないかと、少しもどかしさを感じていました。

これは普段から感じていることでもありますが、新人に限らず、できるだけ多くの時間を成長や新しい挑戦、よりクリエイティブな仕事に使える状態にしたいと思っていて、今回永野さんと仕事をする中で、業務の仕組み化や効率化によって、社員一人ひとりがそうしたことに使える時間をもっと増やしていきたいという思いが、より明確になりましたね。

また、永野さんに説明するためには、自分自身の理解が曖昧なままでは十分に伝えられないこともあります。これまで何となく理解してサービスを提供する上で問題なかったことも、改めて深掘りする機会が増え、自分自身の理解度が上がったと感じています。

今後チャレンジしたいこと

永野さんは入社2年目になって、仕事に対する意識や考え方で変わったことはありますか?

永野

2年目からプロジェクトが変わったので、まだ仕事についていくのに精一杯な部分もありますが、先輩エンジニアがどんなところを気にしているのか、少しずつ分かるようになってきました。
学生時代や入社時は、コードがどれくらいCPUを使うか、マシンにどれくらい負荷をかけるかといったことを、そこまで意識していませんでした。今は、処理によってどれくらいコストがかかるのかなど、企業でサービスを運用するうえで必要な視点を意識できるようになってきたと思います。

お二人は今後、どんなことに挑戦していきたいですか?

永野

入社して1年ほど経ちましたが、企業がつくるアプリケーションは複雑で、普段は意識しないような部分まで理解する必要があるので、サービスの全体像を把握するのはまだ難しいと感じています。
なので、複数のプロジェクトで使われている基盤ライブラリの修正に取り組んだり、Google Cloudの資格を取得したりしながら、少しずつ全体への理解を深めています。今後は、パフォーマンスや運用効率などにも目を向けて、自分が改善できる範囲を少しずつ広げていきたいです。

伊原

最近は生成AIの進歩がすごいので、自然言語でプログラミングする「バイブコーディング」を活用して、開発のスピードを上げていきたいと考えています。
一方で、開発速度が上がると、クオリティが十分ではないものも簡単につくれてしまいます。なので、生成AIに適切に指示できる基盤を整えて、クオリティもしっかり保てるようにしていきたいです。

コロプラを目指す方へ

どんな人と一緒に働きたいですか? また、コロプラで活躍しているのはどんな人だと感じますか?

伊原

失敗を恐れず、まずは何でも挑戦できる人と一緒に働きたいです。新しい仕組みを試したり、自発的に周囲とコミュニケーションを取ったりするなど、積極的に行動できる人は活躍している印象があります。そうした姿を見ると、周りにも「自分も挑戦してみよう」と良い影響を与えてくれると思います。

永野

コロプラは、年次に関係なくいろいろな意見を取り入れてくれる会社だと感じています。だからこそ、「こういうことをやりたい」「ここが困っている」といった自分の意見を、きちんと伝えられることが大切なのかなと思います。若手でも意見を無下にされず、受け入れてもらえる雰囲気があると感じています。

最後に、これからサーバーエンジニアを目指す学生に向けて、学生時代にやっておくといいことや、伝えたいことを教えてください。

永野

実際に企業で使われているクラウドサービスなどの知識があると、入社後の仕事にはスムーズに入れると思います。ただ、それだけではなく、自分が何をやりたいのかを考えておくことも大切だと思います。「ゲームをつくりたい」など、自分がやりたいことを見つけておくといいのではないでしょうか。

伊原

自分から発信することを、学生のうちから意識しておくといいと思います。学校の中でも、SNSでも構いません。自分の中にあるものを外にアウトプットして、それを周りに伝えていく経験は、企業に入ってからも役立ちます。学生時代から続けておくと、大きな強みになると思います。

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この記事を執筆した人

溝呂木 真弓のプロフィール画像

フリーライター

溝呂木 真弓

採用コンテンツやビジネスメディアを中心に働く人への取材・執筆を手掛ける。 人物やキャリアにまつわるインタビューが得意。 保有資格:国家資格キャリアコンサルタント

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