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「位置ゲー」で“仲間”になる―コロプラ新卒研修2025―

2025年春、コロプラの新卒メンバーたちが初めて挑んだ“社会人としてのフィールドワーク”。
その名も「チームビルディング研修」。

この研修では、「決められた予算・時間・ルール」の中で、最大限の成果を上げるためにどのように動くべきかを実践します。

ミッションは明確―― 「1位を取ること」

3チームに分かれてフィールドワークを行い、戦略を立て、街へ繰り出し、効率良くポイントを獲得する3日間の研修です。

社会人1年目、最初の“本気の冒険”の記録をお届けします!

【DAY-1<PLAN>】作戦会議スタート!〜冒険の準備は整った〜

テーマは昨年に続き(※)、 当社の2つの「位置ゲー」を活用したポイント獲得チームバトル

元祖“位置ゲー”『コロニーな生活』での地域事業「コロカ」提携店への訪問や、大ヒットタイトル『ドラゴンクエストウォーク』のおみやげ機能を活用したビンゴゲームの達成など、様々な方法でポイント獲得を目指し、合計ポイントを競います。
※2024年新卒研修記事はコチラ https://pinmark.colopl.co.jp/entries/01974193

「決められた時間内に、どんなルートで、どうやってポイントを稼ぐ?」
「交通手段は?リスクヘッジは?エンタメ要素は?誰が何を担当する?」

いかに効率的な計画を立て、実行していくかが勝利のカギとなり、<チームワーク>や<スケジュール管理能力>など、社会人としても必要な能力が試されます!

3チームはそれぞれ自分たちの“勝ち筋”を練り上げ、翌日に向けてギリギリまで準備を整えました。

【DAY-2<PLAY>】フィールドワーク開始、いざ冒険の旅へ!

フィールドワーク当日!
各チームの行先は、オフィスからスタートして東京・千葉・埼玉と関東近郊。
計画通りに進めるべく一斉にオフィスを飛び出し、冒険の旅へ向かいます。

移動中の専用のSlackチャンネルでは、新卒による「エンタメ投稿」が行われます。
普通に生活しているだけでは見落としていた、様々なところに潜むクリエイティブ。
そんな広告やアート、街中にあふれる様々なクリエイティブを分析し、ゲーム会社として必要な「エンターテインメントへの感度」を高めるべく、チームみんながアンテナを張り巡らせます。

投稿は、人事戦略部・北村部長が10点満点で内容を採点します。それぞれに込められた遊び心や狙いを考察し、その鋭い着眼点とチームワークで「エンタメポイント」を稼ぐ稼ぐ!

各チーム順調にポイントを稼いでいく中、どんなに完璧な計画を立てていても、全てが予定通りにいかないのが“冒険”の醍醐味。
経費精算に必要な領収書のもらい忘れに、降りるべき停留所でバスの停車ボタンを押し忘れるケアレスミスなど、様々なトラブルも全てひっくるめて「リアルな学び」です。

1秒でも会社到着時刻が過ぎるとこれまでに獲得した全ポイントが没収されるというハードなルールにより、作戦で浮上していた時間不足の懸念に対する予備スケジュールに切り替えたチームも出るなど、元々詰まっていたスケジュールではちょっとした“予想外”が焦りを生み出し命取りになるため、チームの瞬発的な判断力が試されました。

しかし多くのトラブルや苦難を乗り越え、そしてたくさんのお土産と絆を持って、無事全チームが会社に帰還成功!

ハードなスケジュールで1日中動き続けた新卒たちは、各チームを労いながらも最終チェックを欠かさず、プレゼン発表日に向け、まとめ作業に移ります。

【DAY-3<REPORT>】“学び”を次につなげる“言葉”に変える。

最終日はプレゼン大会!
各チームが計画日・実行日の進行を振り返り、学びや気付きの発表が行われました。

「コロカ」事業や『ドラゴンクエストウォーク』さらには「位置ゲー」の強みや弱みはどんなところにあるのか、構造分析や集客のビジネス視点などの考察まで行い、今後のプロジェクトマネジメントや会社事業への理解が深まります。

またチームごとに「エンタメ投稿」や「イレギュラー対応」などの役割を分担しながら、道中の行動ルートや金銭面、情報発信の工夫などに独自の戦略を持ち込むなど、個性が光る実行が随所に見られ、各チームが限られた時間やリソースの中でもしっかりと目標に向かって粘り強く取り組んでいた姿勢が印象的でした。

一方で自分たちで改善点に挙げていた、実行時に普段の仕事でも起こり得る“リーダーに任せきり”な状況や、“報連相のタイミング”についての学びを得られたのも、本研修の意義ある部分です。

「チームで一つのプロジェクトに取り組むという経験」
「目的を達成するために自ら課題を見つけ、主体的に行動する大切さ」
「事前準備段階での役割分担やルール作りの重要性」
「計画に縛られすぎず柔軟に動くこと」
「リスク想定はもちろんだが、いざという時に臨機応変に対応できる心の余裕を持つこと」

社会人として業務に携われば出会っていくリアルな気づきが続々と飛び出します。

発表後の北村部長による総括では「ものづくりにおいて、事前にどの程度解像度を上げて<計画>を立てられるか、そしてそれをいかに計画通りに<実行>するか、という2つの視点が重要である。」というプロジェクト実行における重要な視点を語ります。

「<1位以外は負け>というゲームルールにおいて、プロジェクトのリスクを回避しすぎても1位は取れない。リスクとリターン、そしてトライという視点を今後の業務でも意識してほしい。」とプロジェクト遂行においてのリスクをただのリスクに終わらせない視点を語り、コロプラの行動指針である「Try」「Value」「Believe」を身をもって体験できたフィールドワークの締めくくりとして、新卒メンバーたちのこれからの成長の大きなヒントとなったはずです。

ゲームのように戦略を立て、仲間と力を合わせ、ときにリスクを乗り越える──

この3日間で、新卒たちはまさに“リアルなものづくり”の世界に一歩を踏み出しました。
正解のない問いに挑み、自ら考え、チームで実行し、振り返る。
そこには、コロプラの大切にする「ものづくりに必要なもの」のすべてが詰まっていました。

この研修は“始まり”にすぎません。
これから彼らは、プレイヤーではなく、ゲームの世界をつくる“クリエイター”として、本当のチームづくりに挑んでいきます。

コロプラは、これからも現場に根ざした研修と全力のサポートで、社員一人ひとりの成長を後押ししていきます。